●日々変化し、進化する園庭●

水・砂・泥等は自分の働きかけによって様々に形を変えるものだからおもしろいのです。指示されて何かをするのではなく、気持ちを思いきり解放させ、自分のしたいように遊ぶ。その遊びが、自主性を育て、意欲を育て、自分で考え行動できる子を育てるのだと思います。

●四季を感じ、体験する食育●

春にはいちご、夏にはブルーベリーをジャムにして、秋には里芋を茹で、冬には焼き芋…食物がいつどのように育ち収穫できるのかを自ら学びます。すべて園庭で収穫し、園庭で食べます。なんとも贅沢なひとときです。

 

●季節の製作やワーク●

自然が屋外での経験だとすれば、そこで得た経験を取り込みながら、屋内での暮らしをおくることが大事だと思います。外と内の流れが風通しよく繋がることによって、子どもたちの感性がさらに磨かれ、子どもなりに知恵を感じ取っていくことができるのではないかと考えています。

●外部講師による教室●

外部講師による教室を行うことで、乳幼児期から世界を広げ、刺激を受け、何かを好きになるきっかけになればと考えています。

絵画

【3歳児~5歳児】月2回

園庭に咲いている花を摘んでデッサンしたり、季節行事の作品などを、専門の講師ならではの手法を学びながら完成させます。

 

英語

【0歳児~5歳児】月2回

外国人と日本人講師2名で行います。音楽やリズムにのって楽しく英語を学びます。

 

体操

【2歳児~5歳児】週1回

最後までがんばる気持ちや達成感を味わい、大きな自信に繋げます。


リトミック

【0歳児~5歳児】月2回

リトミックって聞いたことはあるけど、おゆうぎと何が違うの?とよく聞かれます。リトミックは、1905年にスイスの作曲家・音楽教育家のエミール・ジャック=ダルクローズ博士により創案された教育法で、児童心理学や大脳生理学の観点から大切な幼児期の人格形成として知られています。

リトミックはおゆうぎと違い、指導者の演奏する音楽や提示を見る・聴く→理解する→表現する→自己を認知する という、自分で考えて判断し行動して「合ってる!できた!」と認識する活動です。

動物や生活、季節の行事などを取り入れた、一見遊びにも見える活動の中で、注意深く聴き、即座に全身を使って反応する中で、即時反応力・注意力・集中力・記憶力・思考力を養っていきます。これらの目には見えない力・非認知能力は6歳までにどれだけ伸ばせるかにより、その後の人生の根幹が変わると考えています。

こどもたちにリトミックを通して表現する喜びを感じてもらいたい。そして、「自分はできるんだ!」と自信をもって、たくさんのことに挑戦できる子に育ってもらいたいです。

植平 奈実子(リトミック研究センター ディプロマA)